2010/09/03

キリンジ - BUOYANCY

こんにちわ。サラマンタ光子です。

今回、先日購入しましたキリンジさんのニューアルバム『BUOYANCY』の感想でも。
















宜しければ先行シングルの『夏の光』を聞いてみて下さい。





さてこの曲、みなさんはどう思いますか?



私はですね、初めて聞いた時は正直微妙だなと思いました。
音がやたらキラキラしている割に曲調が単調だし、
キーが高いのか泰行氏のボーカルも何だか苦しそうで聞いていて辛いな、と。

ただ2、3回通して聞きますと確かに楽曲自体は単調なんですが、
メインボーカルではないお兄様もボーカルで参加しているせいなのかコーラスやユニゾンで曲の展開を作っていくという何とも不思議な楽曲なんですね。

ネットで「キラキラした爽やかな楽曲!」「ポップなサマーチューン!」という感想をよく拝見するのですが「本当にこいつらちゃんと聞いているのか?」と思ってしまいます。
確かに「夏だからハジけようぜ!」感はあるのですがハジけ過ぎて真っ白になってしまうような楽曲。初めて通しで聞いた時「太陽に焼け死んだ歌なのか?」と結構ショッキングでした。

またキーが高いと言いましたが、
夏の光それ自体が目も開けてられないものでして、
この苦しそうな歌声こそがタイトル通りなのかと。

とにかく何とも上手くは説明できませんが、
私が今年、色々音楽を聞いた中でも最もインパクトのある曲だと思います。

そして『中高生が合唱コンクールでこの曲を歌っている。』という絵面を想像したら最高過ぎて涙がでましたのでこの聞き方をお勧めします!!

さてアルバムの内容ですが、
『夏の光』同様、変な曲しか入ってません(あくまで私の感想ね)。
但し変な曲と言っても「変拍子やってみました!」「今回はディスコです!!」的な小賢しい感じではなく、とても地に足をついた楽曲というのが相変わらず素敵だと思いました。
まぁ毎回そうだから恐ろしいとも思いましたけど・・・。

ただ、自分がこのアルバムを本当に理解するのは遠い先なのかもな、と。

気がつけば好きな感じの音楽しか聞かず、流行っている音楽に対して難癖をつけている私ですが、この作品を聞いて「音楽を聞く」という行為を一から改めないといけないなと反省しました。キリンジを聞くと無性に色んな音楽が聞きたくなるんですよね。

それと同時に「キリンジに対してポップとか安易につかうじゃねーよ。」や「電子音を取り入れただけの踊れるロックバンド。主に興味本位なだけで出来もしない事をやってるヤツとか本当に死んでほしい。」とか思ってしまいましたけどね。


はい、そんなこんなで来週はmay'nちゃんakaシェリルノーム(マクロスF)さんのライブレポートです(予定)。
エンペラーと共に大阪まで参加します!

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