こどなの階段/南波志帆
はい、サラマンタ光子です。
この曲、非常に好きです。
えー、私の南波志帆さんの今迄の印象は歌声、楽曲共に非常に素晴らしいと思うのですが「勝手に大人が喜んでじゃねーの?」と勘ぐるところもあり、若干のれない感じもあり・・。
というのも正直、南波志帆さんというピュアでキュートなイメージな方に「『ちょっと背伸びした私。似合うかな?てへっ!』という楽曲で歌わせたい!」という事情も分からんでもないのですが、如何せん16、17歳の子が歌うには「ちょっと難しい楽曲なんじゃねーか?」と。
もちろん、南波志帆さんに楽曲を提供するとなればオジさん達も気合いが入るのはしょうがない事だと思いますが・・・。
で、ここにきて今回のシングルであります「こどなの階段」ですが、今迄の私が思っていた印象とはだいぶ変わって「18歳の女の子らしい等身大な楽曲」という感じが非常に好きであります。
今回楽曲を提供したサカナクションさんは今迄のPOPS職人達が作る上手い楽曲というよりもノリで勝負という感じですが、私としては「若い子がはっちゃけるならこのくらいやなきゃ!」と、いい意味で南波志帆さんの今のアンセムとなったのではないかと思いました。
そして、何よりも私が最も興奮したのが、
Base Ball Bearの方が提供した歌詞がかなり振り切れてまして「とても最高じゃないか!」という事です。
そもそもBase Ball Bearさんの「ストーカーなのに上から目線」的な歌詞が気持ち悪くて私、結構好きなんですね。今回はその方が南波志帆さんに歌詞を提供した結果、「圧倒的なヒロイン」が誕生したような、これ以上に無い気持ちの悪い歌詞がなかなかお見事です。この「誰よりも彼女の事を想っている僕。但し話した事はない。」感がビンビンに伝わってきまして非常に素晴らしいです。
そんな思いが100%詰まった歌詞とは露知らず、ノリノリなダンストラックの上で想いを寄せているあの子が一生懸命、歌っちゃうんだから!もうっ!!ねっ!!!
やはりこの曲、スゲー気持ち悪くて最高です!!
我々の「あったらないいな」もしくは「永遠の夢」が現実に起きているんだなと思うと、何だか泣けてきます。
ではでは、今日はこの辺で。
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